富岡製糸場(5月1日)
前日に秩父超えを青息吐息でしてまで、一度行きたかったのが富岡製糸場でした。
来てみてよかったと感じました。
前日は高崎泊(テレビ、エアコン壊れてなし。そのため一泊3500円。こういうの好きです笑)
早朝から行きましたが、たいへん混んでいました。しかしそのなかでも現地の方の熱意のようなものを感じました。路上で案内してくださる人も、お店の人も、工場内を説明してくださる人も、実演して下さる人も。
操業停止してから18年間、片倉工業という会社が『売らない』『貸さない』『壊さない』ということを方針にして、ときには一年間の保存にかかる維持管理料が一億円以上かかったこともあったそうです。それは日本の近代化におけるこの工場がはたした役割を認識していて畏敬の念からだという。その思いは、富岡市に寄贈された現在、地元の方に受けつがれて、『誇り』のようなものになっているのかもしれません。