旅の総括2 旅とは
いろいろな旅行記を読んで、共感する場合はそう多くはないがこの本は個人的に良かったです。
そこから自分が少しウエット?な感性を持っているのかもしれません。
作者も物事や人に対して優しく考えるタイプなだけに、起こったことを引きずりやすい傾向のようです。それが旅の同伴者である夫(アメリカ人)との諍いの原因にもなって、ケンカになっている様子が少し面白かったです。言うなればクヨクヨするタイプ。
無理にでもニヤニヤして、決断をはやくして、自分で決断して、何にでも『実験だ!』と自分で思い込ませることで、悪い目が出ても『なるほどね~』と思うようにすると比較的気が楽になるんですけどね!
しかしそういう作者だからこそ、感性はするどいのかもしれません。
そういう人が自転車に乗ると、おもしろいことが起こるかもしれません。(笑)
その作者が書いていることは
~以下抜粋~
大切なのは「どこに行って何を見るか」ではなく「それぞれの場所で何を感じとるか」に変わっていた。
~以上抜粋~
旅の計画のときと、旅の途中での自分の意識の変化をこう書いています。
う~ん
なかなか真理だと思うのです