パリからミュルーズへ 輪行
ミュルーズは、スイス、ドイツ、フランスの国境付近にある都市です。
7月25日にTGVで移動しました。 256kmと記録されています。(この距離は一部分の距離で総距離ではありませんでした‥パリからミュルーズ移動距離476kmでした)
Google Mapsのタイムラインに自動で登録されていて、上の資料が残っていたのが
助かりました。GPS機器のかわりに記録を見ることができます。
フランスは、自分の列車がどのレーンに来るかは、そのときになってみないとわからないそうです。掲示板を見るために2時間ほど前にパリリヨン駅に着いてしまいました。
うーん。これは‥
ヨーロッパではトイレがなかなか見つかりません。駅構内の端の方、歩いて5分以上のところに有料トイレがありました。自転車を持って行っても適当なところに鍵をかける場所がありません。写真の所でしたら誰にでも見えますし、柱に鍵をかけておけます。
あちらは駅構内で自転車を押しているのは普通の光景ですのでここに置いてトイレに行きました。
帰ってきて、少し銃を持った方が集まってきたなあと思うと徐々に、ほんとになんとなく、その囲みが広がりだしました。危機感せまるという感じではないのです。あちらは何の告知もないのですよね。何が問題か、理由もなにも知らされず、なんとなくこの席を立ってあっちに行きなさいと。あとから考えれば当たり前でしょうか。まわりがパニックになると困るでしょうから。はじめは、誰か要人が列車を降りてくるので、その警備のために場所を確保しているのかなと思っていました。
しかし見方によっては私の自転車を中心にその輪が広がってきているようにも見えます。ここでハッと気がついて
『え?まさか?私の自転車が疑われている?』
急いで私は一人の銃を持っている方の所に行きます。
『私の自転車が何か問題ですか?』『私の自転車です』
『なぜ自転車を袋に入れていない?』きっぷを見せて『そういう許可を得ています』
等々。『スマホのカメラ見せて』『私たちが写っている写真を消して』‥
もう少しやりとりはあったのですが‥省略して‥
屈強な黒い制服で銃を持った人たちに囲まれて、私は取調室に連行されて列車に乗り遅れることは避けたいと、なんとか知恵をひねり出し、怪しいものではないと、言動を調整していました。おかげさまで、大荷物の中身を出すこともなく解放されました。
実際に
フランスのパリは、テロが2回もあって、その厳戒態勢をひしひしと感じました。
何かの参考になればと恥を忍んで。
m(__)m
やはり肌身離さずが原則でした。パリ在住でしたら荷物が少ないので大丈夫ですが、旅行者が一人でしかも中が見えない大荷物がある場合。しかも自転車はトイレに持ち込めません。その状態で行く等難しい場面が出てきますね。今度そういうことがあったら、大荷物をはずしてトイレに持ち込むしかないのかな。逆に爆弾をトイレに持ち込むと疑われそうですね。何か良い案はないのでしょうか。
そうしてヨーロッパ旅の後半がはじまりました。