スペインへ ヨーロッパ自転車
8月27日
当時の日記から
トゥルーズ駅に来ています。
変更が二つありました。
バルセロナまでの自転車込みの切符がとれませんでした。結果、スペイン国境まで20キロくらいのペルビニャンまでの切符をとりました。明日午前9時過ぎに着きます。そこからバルセロナまで自転車で走ることになりそうです。4日ほど時間があるので、どう過ごそうか頭を悩ましていたのでちょうどよかった?
(明日朝5時に起きられるかが問題かも笑)
もう一つは帰りの便が欠航になりました。
ガピーン()
私は3日の便で札幌に帰ろうと思います。便をこれからとらなくちゃ…
28日
朝5時前に目が覚めました。
暗いなか撤収するのは、今回はじめてです。
運河沿いのサイクリングロードを行くので悪路も一部あり、パンクや追い剥ぎ(?)も心配です。
6時前にスタート。無事7時前に駅に着きました。
7時15分発です。フランスは15分前くらいに掲示板等でホームの番号が出ます。
はじめ10番でしたが、直前に4番に変更。そのたびに重い自転車を階段で上り下りします。
10分遅れで来ます。今度は乗り継ぎの時間が間に合うかなあー、乗り継ぎの列車のホーム番号分かるかなあと心配に…乗ったら自転車の場所について、交渉事があります。
(座席を上げて自転車の場所を作らないといけない列車もあったり、他の自転車も入ってくるので)外国旅行はなんとかなるさ!でないとやっていけないところありますね。
※はじめ自転車の絵が書かれたところに、女の子とおばあちゃんかな?の二人が座っていて、遠慮していたら駅員さんが来て、その二人に、ここはだめと言っているのだが私達が座るところがない!と女性は交渉していて、こちらが申し訳ない気持ちになります。私が座っているところにどうぞと、その女性に言ってなんとかおさまります。
その後、黒人と白人の女性と三人で会話をしたりして、協力して自転車をおろしてくれて恐縮します。
無事着いて、フランス、スペインの国境を超えて、スペインに入って15キロのキャンプ場にいます。
今日の走行は60キロ少し。
しかし国境の上りはきつかった。しかし自分の脚で超えたので、フランスへの思いやスペインに入った実感がわきました。
フランスで印象に残っているのは、例えば南フランスの個人商店のおばさんたち。
ボンジュールでにこやかに迎えてくれて、なんだか楽しそう。
今日も、お金の端数あるよ!とウェストポーチからコインを出したら、
『そんなにあるのー笑ーぜんぶ出しなさい。数えてあげるから!』という感じで
20セントや10セント、50セントはとらないで、1セントなどの小さいコインをていねいに数えてとってくれました。
ほんとに驚きというか、感謝?感激です。
なんか楽しく生きる極意を見させてもらっているような。ありがとうフランス!
さて明日は、行きで3日ほどかかったところを1日で走ろうとしていますが…無理かなあ…スペインはもう一つ二つ峠あるのです…
宿泊キャンプ場 Camping L'Albera