歩いたりまわしたり

自転車‥フットパス、ロングトレイル、山‥ 好きです (^o^) I like walking and turning pedals .

引き返しました

 昨日アレックのゲストハウスから出発しました。

結果昼過ぎからダートの上りで左膝が痛く、痛みが増しそうなので降りて歩き続け、あと上り3キロの所で考えました。脚だけでなく呼吸もずっと前から荒かったです。

マップスミーの地図で検索したら引き返して17キロの所にゲストハウスがあるとでました。

やっているかどうかはわかりませんが……しかも上り返しがありましたから、戻ると上りがあります。どれくらいかは確かではありません。

3キロいくか、17キロ戻るか。前に進むと下りから7キロの所に街があり宿があります。

たぶんベトナムにいくかラオスを戻るかの選択になることでしょう。これくらいで見通しのないことでは、この先もずっと危険な賭になってしまいます。

引き返すことにしました。

その後がまったく予想外に疲弊していて自分が甘かった。道端に倒れ込むように休むこと数回。急激な上りを歩きます。自転車に乗った方が楽です。もう上りで3時間以上今日は歩いています。灼熱地獄。しかし乗ると上りで左膝のジレンマでした。まったくブログの題名のとおりだと余裕が、あるときは考えていました。

 

ゲストハウスに着いたら中国系のおじさんが驚いたように、自転車をひいてバンガローまで連れて行ってくれました。それほどひどかったのでしょう。水、中にありますか?と聞くのが精一杯でした。

着くと1時間以上、あっちこっちが痙攣して痛み。両脚だけでなく両手までも。たぶん押したから?内臓が痙攣するのをはじめて経験しました。2時間後とても出歩く体力がなく、持っているラーメンとオートミールで自炊をして体力の回復に努めました。周りは正月祝う音楽がガンガン鳴っていました。

 

けっこう無謀だったと反省もあります。

2ヶ月間左膝で全く運動せず、痛みが少しになってから運動しだして一週間少しでラオスに復帰しました。焦っていたのはアレックが今月のラオス正月を過ぎたらインドに行って、短くても4か月は帰ってこない。正月までには来れるかとメッセージを何回かもらったこともあり、この時期だめだったら自転車の回収だけでも最悪よいかな。今の体力、膝はこんなものだとあきらめです。

しかし私は自転車に乗っているときにどうしてこんなことをやっているのだろうと感じたことがまず、ありませんでした。長距離のリタイアの経験もまずありませんでした。それだけ幸せな自転車人生でしたが今回のこの経験はしないほうが良いなという経験になってしまいました。どんなに念入りに計画しようとも、体力がないときやケガが不安なときは未知の険しい道は走るべきではないのでしょう。

 

今日は連泊を考えていましたが20キロ降りてカシのゲストハウスに入りました。

最後はマップスミーが頼りになると知りました。小さなゲストハウスは他では載っていないのです。

今日は走行中あっちこつちで水をかけられて(ラオス正月の行事)なにか励まされているようでした。

 

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来年は札幌に行くよ。メイビー……と。
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あちらの山岳はトンネルありません。道は村から村を結びアップダウンのことなんてまるで考えていなさそう。それだけアップダウンが続きます。しかし乗れていたこのころは余裕がありました。
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路側にあった休憩所?で横になって寝ます。

崖からせり出した所で強度計算もしていないだろう所で高所恐怖症傾向の私でも寝るほど、風と日陰がうれしい。

このころは時間はたっぷりあるという計算でした。
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30分寝た後に、逆に気分が悪くなって意外。

このころからあやしくなってきます。

 

この後はいっさい写真がありません。

その余裕が、なかった……です。

 


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次の日下りの途中。念には念を入れて何回か補給と休憩を。まだ呼吸は荒く、脚も痙攣しがちでした。

ラオスの既婚の若い女性は目を合わせなかったり、笑ってくれない傾向があるように思います。これでも写真を見せて、何回か撮ってやっと……です。
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