自転車遠征における靴どうするか問題
昔から、日本国内はロードバイクで旅に出ていました。
およそ一週間ほどの休みを春に職場でいただいていました。
短期間のロード旅ですので、伝統時な4バックの自転車旅であるキャンピング旅と違って、およそ2倍の距離を走れる、軽装備で煩わしさが少ない、という長所もありますが、絶対的に荷物が積めないという問題を抱えていました。
無理をすれば積めないこともないのですが、それをするとロートバイクの上記のような良さもスポイルしてしまい、本末転倒になってしまいます。
そういったなかで、どうしても走行中の装備としてスペースを確保することが毎回できなかったのが、ふだん歩くための靴でした。
当時膝痛でも悩んでいましたので、ビンディングペダルの中でも自由に足が動くタイムのペダルは、装備の中でも必須でした。
そうすると、輪行中に履く靴、宿についてから外に出るときに履く靴をどうするか…が
長年の悩みの種でした。
輪行中に履く靴は、超軽量の靴にして、同じ場所に戻るコースの場合は、飛行機輪行の定番輪行袋と一緒に、コインロッカーに入れたり、宿に預かってもらったりしていました。
写真は台湾で
最初に着いた台北の宿に、飛行機輪行袋(OS-500)とこの超軽量靴、普段着や下着まで預かってもらって、台湾一周を走った。
そうすると困るのが、走行中に泊まる宿で食事や買い出し等をするときに履く靴をどうするか…
またそもそも同じ場所にもどらない場合は、どうするの?
ビンディングシューズで、ちょっとそこまで買い出しにと二三百メートル歩くと、二度と一歩も歩きたくないと思えてきます。ほんとうに旅の楽しさが全くなくなるほど、ひどい経験です。
過去にはホテルで使い捨てのスリッパをもらって歩いたり、連泊するときはそこで運動靴を購入したこともあります。そうすると『忘れものです』と次の日にホテルからお電話をいただいたり…(鹿児島でした。申し訳なさで恐縮してしまいました)
近年のヨーロッパや東南アジアの旅は、ロードバイクではないので、靴はトレイルランニングシューズを履くことが多くなってきました。これだと自転車だけでなく、現地で軽登山まですることができ良いです。
特に今回の東南アジア旅は、私にとっては初のフラットペダルでしたが、足の角度を自由に調整できるペダルでしたので、膝痛になることもなく快適でした。(ロードバイクをフラットペダルで走ることには、まだ踏み切れていません…W)
前置きがすごく長くなってしまいました。
今回、そんな『普通の靴をローロバイクの装備に入れたい』
という10年来の願望をかなえてくれるかも?という靴を購入しました。
まず安く、気軽に使えます。そして何よりもコンパクトになります。(実際に手にとるとチャックの使用には気を使いますが品質的にぎりぎり問題がないように見えます)
近年のサドルバックやシートバックの大型化によって、その中に余裕で入りますが
自分としては、ロードバイクにおける高い位置にあるサドルバックの大型化には懐疑的です。昔からのオルトリーブ サドルバッグLで走ります。(容量公称2.7リットル、実際は4リットルほど)、サドル固定式なので容量とあいまって左右の揺れがほとんどない、取り外しが一瞬で簡単、オルトリーブなのでもちろん軽量、完全防水という利点があります。
10年前のロードバイク旅 この頃からずっとオルトリーブのサドルバック。九州でも3月は寒かったようで冬用のグローブが写ってます。今はスマホやモバイルバッテリー、GPS、コード類、普段着等が増え、フロントバックが必須になってしまった。走りの楽しみにおいては進化ではなく後退しているのかもしれない。
そのときに装備することにしました。自転車のどこに、どうやって装備するか、また見てみてください。 (ださいって言わないでね)
(^^)