神奈川600km沼津クラシック
inainaさんとの走行なので、残しておこうと思いアップします。
5月29日から30日にかけて走りました。
当時の日記から
前日の宿泊地 カプセルホテル沼津はほとんど寝られなくて失敗だったかな。狭く暑く、音が響く。こちらも早朝出発で気を使う。
自転車は袋での持ちこみもNGで近くの駐輪場に。盗難が恐ろしかった。
自転車旅行中の街場の宿泊のホテル選びは、慎重に。
前日inainaさんと段どりの話を、お風呂に入りながらずっとしていた。同じことを考えているなあとニヤリ。段取りが大事だねという事をお互いずっと話していた。
当日は前半inainaさんとご一緒できて楽しく走れた。おいしいものも食べられたし。
追い風基調だったし良いペース。平均時速も３０km弱と、出来すぎなくらい。
全体のコース的には、すごくきつくもなく、と言ってゆるくもなく（年々後半の下り基調がコース改訂されアップダウンが多くなっているそう。そのおかげかな。）どこかのブログである人が言っていたが中庸をいっているコースと書かれていたが、私もその通りだと思う。
クラシックとついているように、さすが伝統ある良いコースだと思いました。充分に楽しめました。
新野峠を意識しすぎた。というか、アルプスラボの標高図を意識しすぎた。実際体験してみないとわからない。結局残り２０km弱が峠。北海道のニセコから札幌にのぼる中山峠と同じくらい。一週間前に中山峠で脚がつっといて良かった。（笑）気持ち的に楽だった。
しかし逆に上った後の飯田までのアップダウンの方が苦しかった。峠の頂上直前でどしゃぶりの雨に。峠でちょうど日没。雨と暗さと下りの寒さの三重苦で気持ちまで震えあがった。そしてすぐにアップダウンと続くこの区間はもっともつらいものになった。
ですが、inainaさんと二人だったから。そしてお互いにアンダーウェアーまでの着替えを持っていたから救われました。（道ばたで着替えました）
そして私は飯田郵便局どめで２回目の着替えを段ボールで送っていました。（飯田郵便局は24時間でゆうパックを受けとり、送れます）取りに行くために、inainaさんとお別れ。inainaさんはそこから数十km先の伊那にホテルを予約されていました。
郵便局どめの誤算。コースをはずれて３kmほど郵便局までのぼり。精神的につらかった。着替えに郵便局のトイレを貸してもらったが、以外と時間がかかりめんどうだった。夕食をとる場所がなく、ほとんど閉まっていた。結局約１時間のロス。着替えを１回圧縮袋で持参したので、それだけで良かったような感じ。しかし静岡は雨基調で、長野は晴れ基調という天気予報だったので、もう少し静岡が日中から雨だった場合は段取りがあたったのかもしれない。なんとも言えないかな‥。
遅れてしまったという気持ちと、一人の寂しさ、アップダウンに走りも、にぶりがち。やはり長野県を甘くみてはいけない。長野県は２次元ではなく３次元の地図がなくてはいけないなと‥。
そのうちに眠気が‥。ここにきて前日の眠気が‥。しかしもう伊那北のガストは過ぎてしまった‥。
信州健康ランドまでは長すぎて持ちそうもない。前日の睡眠不足にやられる。最後の手段、地下横断歩道に自転車ごと逃げ込む。しかし経験不足で寂しい。エマ-ジェンシーシュラフも飯田に送っていて持参したがなんとなく使わず。３０分ほどの仮眠だけになってしまった。もっと暖かくして、しっかりと横になって仮眠すべきだった。
その後もなんとなくの走りになってしまった。松本に朝４時前後について。もとの自宅まで寄り道。なんとなく、あっちにフラフラ。こっちにフラフラ。
帰りも塩尻峠は実はきつかった。諏訪のロイヤルホストは２４時間営業で仮眠をとろうと思ったが、コースからはずれるのが、もう億劫でなんとなくやめた。経験不足だなあ。
すべて雨のなかの一昼夜の昨年秋の千葉400に比べたら楽なものだという気持ちだけだったかな。しかし眠気には強いと思っていたが、こうも弱いとは‥。途中のコンビニの駐車場の目立たないところに行って座り、まぶただけを閉じることを数回やる。
後半はアップダウンがあったが比較的景色も良く楽しめるコース。しかし最後の富士川からのコースは交通量は激しく、気が滅入るかな。しかしこれ以上、海岸線のコースはないのでしょうし、ゴールの休憩とお風呂を考えたらしょうがないのでしょう。
膝は痛くなっていたが、予想の範囲内でした。終わった後にホテルのシャワーで膝に冷水を浴び続けてメンテナンス。それだけでだいぶ後が楽になったような気がする。
ホテルは駅前の三交イン。こちらはあたりでゆっくりとくつろげました。午後１時からチエックインできる部屋をとっていたが結局お金の無駄使い。どこまでうぬぼれればいいんじゃい！という感じ。結局午後４時過ぎになる。
帰りの重いザックをしょっての輪行は疲れる。苦行。空港以外の交通機関内はカートがない。とくにJR。やはり自作のコロコロ（車輪）は必要か？
帰りの飛行機は羽田から。沼津から、JR、新幹線、京浜急行と乗り継いで空港へ。飛行機は、前に座席がない、脚が伸ばせる席を予約していたのでヒット。脚をのばし、ストレッチをしながら帰ることができました。千歳からはいつも利用させてもらっている千歳 パーキングザパーキングさんに連絡。最安ではないが、最安のところと比べて毎回早く来てくれて、すべてがスムーズです。次が仕事なので何よりも助かります。すぐに高速に乗り、職場まで。
楽しかったです。
しかし家族へのおみやげが、いつも羽田空港内。理由は重い。面倒‥。いけませんなと反省。
良い天気をサイクリング
inainaさんと
inainaさんは今年ブルベだけで5100km達成。今はパリに向けてシュミレーションをしているようです。いかに疲れを残さずに走るか…
4週連続６００kmに挑戦中だそうです。先を見越した走りは、すごみすら感じます。ブルベにもろにその方の個性が出ていて、ただただ圧倒されます。
一緒に走る約束をして明日が楽しみです。おやすみなさい。
スタート地点です
スタートしてすぐの食事。急ぎません。このへんがinainaさんらしい。
食事中に充電してもらいます
天竜 このへんは交通量も少なく印象的な道でした
朝一番の塩尻峠
ゴールです
