ドイツの自転車店 日本との違い、ダートでタイヤ裂ける
7月28日
ドイツは昔、地方分権の時代があったため(今も州単位で裁量があるよう)
各地方都市が、フランスより発展しているというイメージがあります。
ドイツの重要な裁判所があり、司法首都と言われるカールスルーエの
ホテルを昨晩予約しました。人口は30万人ほど。
そこの自転車店もチエックしました。スピードメーター距離計をつけてもらうつもり。
出発してすぐに(1.5km地点)昨日買い出しに行ったスーパーの近所に
自転車店があることを思い出し、一応そこに行くと開店していました。
聞いて、やってくれそうなので依頼します。たしか6000円ほどだったと思います。
自転車店 Bicycle Rapp Benjamin Rapp
ちらっとあちらの自転車事情を。
他のヨーロッパの自転車も同じ傾向でしたが、売っている自転車のハンドル形状が
上の写真のようにセミアップハンドル?というものがほとんどです。
街なかで使用する自転車の主流のようです。
もう少し郊外のダートも走る自転車だと、肩幅より長いフラットバーの自転車を多く見かけました。
それよりも長距離なサイクリストは、ブルーホーン・バタフライのような変形なハンドルの自転車が多かったです。
私は、ドロップハンドルの方がかっこ良いと勝手に頭のなかで変換?していますが、あちらは、機能性で選択しているのかも‥と感じました。ドロップハンドルが長距離向きだと思いこんでいますが、逆に日本の自転車界はどこかで思考がストップしているのかもしれません。これ以後もヨーロッパでは、いろいろな種類の自転車に出会いました。
例えば、自転車で何かを牽引することも普通だったり、ダンデム自転車を良くみかけたり、寝る体制で走る自転車=リカンベントにボディがついているF1みたいな自転車まで見かけました。
競技で練習していそうな、集団で走っている自転車(オランダが多かった)は、もちろんドロップハンドルでした。ドロップの割合は多くなく、特殊という感じでした。
あと、ドイツは日本よりもずっと電動自転車が普及していました。街乗り自転車なので追い越そうと思ったら、逆に引き離されてぎょっとしたり‥。
電動自転車のバッテリーが、フレーム付近ではなく、後ろのキャリアの下あたりにある自転車が多かったです。
ヨーロッパは日曜日にお店がやっていないことが多く、家族で余暇を過ごす機会が多くあるからでしょうか。特に週末家族で自転車で走っている姿を多く見ました。自転車を楽しむ文化が根付いているように感じました。
18km付近で、カールスルーエに行くため、ライン川サイクリングロードを離れ、一般道に行きます。
ドイツの一般道は、はじめてでフランスと事情が違っているので戸惑いました。
何か自転車では走っていけない道路があるようです。
58km地点でその道路に入ってしまったようで、車の通行量が極端に増えました。
64Km地点で、この道を断念して、グーグル地図で自転車ルート検索をします。
自転車ルート検索をすると、何かダート中心になってしまうので、一長一短ですが危険な道よりは良いかと‥
案の定、農場地帯から森林地帯に突入し、ダートとなりました。
後ろから、マウンテンバイクの男性が来て、私は何を思ったかその自転車に着いていこうとしました。速度をあげて、そのときにスマホのナビが左折を指示をしたのでハンドルを左にきり、激しく転倒。ほんとうに安易で恥ずかしいことをしてしまいました。
後ろから、前の男性のカップルの女性でしょうか?
『大丈夫?』と言われ、やせ我慢ですぐに立ち上がり、大丈夫問題ないです (^o^)
と‥安易ですね。
女性は、前を走っている男性に大声で怒って、走っていきました。あちらは女性が強いですね。
落ちついてから、身体をチエック。少し手と腕に血が出ていますが、大事ではなく大丈夫そうです。しかし前タイヤが裂けて、チューブがこんにちは!と顔を出しています。
とりあえず空気を15分ごとくらいに入れて、低速で走ります。
そのうちにスマホのバッテリーが、なくなりそうになり、時間とのたたかいになって少し焦りました‥ 20km弱走って
最後に右に曲がったときに、タイヤの空気がなくハンドルが大きくとられ転びそうになってすべりこみました。良かった間に合いました。
自転車店 Rad & Tat Fahrradhandlung GmbH
私の自転車のタイヤサイズ 26✕1.5 は、世界ではメジャーではありません。
もうワンランク太い、26✕1.75以上の太さのタイヤしか置いてないよという話はよく聞いていました。
私は、なんとか26✕1.5がないでしょうか? そうでないと、この泥除けをはずさないと付かないことを、自分のメモ帳に書いてデスチャ混じりで訴えました。(スマホのバッテリーがなく翻訳ソフトが使えない) なんとか伝わって、裏の倉庫を見に行ってくれました。
結果
さすがプロ。ありがとうございます!
世界を走るサイクリストの超定番 ドイツ製シュワルベのマラソン です。
最初からこれにしておけば良いのですが、日本製にこだわってしまい‥
この自転車店は、とても規模が大きい店でした。
店が制作した特殊な自転車も販売していました。
カールスルーエの宿
Hotel Betzler Garni
86.3km