雨で泣く ヨーロッパ自転車
8月5日
当時の日記から
写真にはありませんが、雨また雨の1日でした。
雨が午前9時30分にやむ予報に待って、午前10時過ぎに出発。
しかし昼前後からすごい雨と風。
道も左岸はわかりにくく、あっちこっちの国のサイクリストと右往左往しました。
一組離脱と繰り返していった後に最後に私だけになりました。(寂…)
粘りだけで走った80キロ(下の地図では83.6km)
少し過酷すぎました。
これからのルートは迷うところです。ライン川は河口に近くなり蛇行が激しくなり、都会も多くなり、ルートが数多く別れ、分かりにくくなりました。右岸にもライン川道があります。管理する行政も変わったようで看板もあったりなかったりです。
本では左岸を通ってますが、スマホのアプリは右岸がメインにも見えます。
その場での対応なのかな
今は南フランスの笑顔が懐かしいです。(T_T)
ドイツはアイコタクトと笑顔という点で南フランスとは落差激しかったりするのですよね。
一般にドイツでも北に行けばその傾向が強くなると言われていますが、体感的には当たっているような気がします。
この後オランダですがフランスからスペインの帰りのルートも考えなくては(^^;)
今日は暗い口調になってしまいましたね~(笑)
※
今振り返ってみると上記のように書いたのは、特にこの日のキャンプ場での体験が影響が大きかったかな。
雨のなかようやくたどりついたキャンプ場の受け付けで大きな声を出されて
(あちらでは客は上ではなくて対等な関係は理解していましたが、相手からしたら何かこちらがこのキャンプ場のルールに対して確かな対応をしなかったと感じたのでしょう。言葉の意思の疎通で行きちがいがあったと推測します)、
その後キャンプ場のトイレからシャワーから、パスワードを入力して一人ずつ入らなければならない(二人で入っている人に注意をしていた)、
ビールを飲んでいるレストランがすごい高い金網で要塞のように取り囲まれていて決められた時間に閉められる等のルールに、ほっとできない。私が馴染まなかったせいもあるのでしょう。
そしてそういう場所に対して、Googleのキャンプ場評価に記載がなく、評価が高いキャンプ場だったことに、これが普通なのかな(私からみたら過度に管理するのも管理されるのも普通の社会)とショックを受けていたのがほんとのところだったと思います。笑
これがほんとのところではなく、そう感じるのならもう少しその国に対してこちらも理解を深めるべきだったのかもしれませんね。旅していたらメンタルがやられる事もふつうにあることですから‥^^;
ケルンが見えてきました。
ケルンでは土曜日ということもあってか、骨董市のような
最後一人になって、キャンプ場まで後一息。しかしまたも
‥W
キャンプ場について デュッセルドルフ郊外の風景
夕焼け
泊まったキャンプ場
ライン川の流れ
ドイツの人にとっては海のようなものなんだなあ…とこの
83.6km