歩いたりまわしたり

自転車‥フットパス、ロングトレイル、山‥ 好きです (^o^) I like walking and turning pedals .

競争を否定する人

 外国旅行で得られた数少ないことの一つに、日本を比較的客観的に見られるということがあります。

 

 よく日本が交渉下手と言われることがあります。今回のコロナのワクチンに関しても他国とくらべて、ワクチンを手に入れることに関して遅れをとっているのではないかと言われだしていますが…(実際はどうなのでしょうか…)

 日本とは反対に、イスラエルなどが顕著だとは思うのですが、競争して手に入れる(もっと言うと交渉して、アピールしないと何も手に入らない)ことが割と日常から普通な社会なのかな…と私は想像してしまいます。(イスラエルは起業家率が世界一だそう…)

 

 日本は、例えば偏差値教育等の競争社会がひところ否定されたりしましたが、特に他のアジア諸国は日本以上に競争社会だなあ…と感じることも、旅をしてしばしばでした。(例えばマクドナルドなどで子たちが普通に勉強しまくっている…)

また日本の大学でも海外からの留学生が、日本の大学生と比べて極端にモチベーションが高く、競争に慣れていて貪欲だという話はよく聞きます。

 

 私だったらこんな事ができますよ!アピールを年がら年中やらなければいけない海外よりも日本の方がずっと住みやすいと言う人が多いのも、何となくうなずけることです。

 しかし…

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 何かをしたい…何かを得たい…自由になりたい 等々を決意した途端に

競争を否定しきれない状況にはなるな というのも 生きてきて実感できることではあります。(気づくのが遅すぎるというのはありますね笑)

 

 上の方は若い方なのに、全く競争を否定していませんねぇ

むしろ積極的に競争を利用しようとしています。人に勝つことが到達点ではなく

自分の自己実現のために競争を利用しようとしている印象を受けます。

 

こんな事を書こう(自分のために書きとめておこう)と思ったのは、前回書きました

『みんチャレ』というアプリを利用して、今年の自分の抱負を実現させようとチャレンジしているからです。驚いたことに、5つほどのタスクを実行していますが、すべてまだ三日坊主にならずに、実行できています。その理由は、目標を具体的なタスクに落としこみ(しかもそれをSNSで報告することにより、いつ何時に行ったかを自然と自覚し習慣化しやすくなり…)そしてまわりの方の監視(励まし合い?)のもとで行っているからかも…と感じたときに…

やっぱり競争は必要だなあ…と感じています。

 

その中でも実行できずにやめていく方もいらっしゃいます。そういう方の一つの傾向が、少し、周りの人を見過ぎる傾向があるなあ…と失礼ですが感じます。自分のタスク達成に集中した書き込みよりも、他の方に多く話しかけたり、周りを気にされる方…は… やめていく方が多く… 競争の社会のなかでは付き合い方もある程度距離があって、過度じゃない方が良いなあ(ベタベタつき合わない)…と再認識させられています。

 

やはり競争と言っても、人と向き合うのではなく、自分の目標と向き合うことが必要だなあ と教えられます。 自分の目標と向き合っていれば、がんばっている周りの人は逆に自分のはげみとなる、参考にしようとしてはじめて語りかける…競争を否定しなくなる…謙虚になる…なあと感じます。

 

もしかしたら競争が悪いのではなく、すぐに人と比べてしまう自分の目標に対する集中力のなさ、他人や状況のせいにする癖がいけないのかも… というのは 言い過ぎでしょうか。